【横浜】遺産相続で兄弟間に起こるトラブル例について

兄弟間で遺産相続トラブルが発生!事前に法律事務所へ相談する重要性と事例をご紹介

遺産相続では、分配の偏りや相続放棄などが原因で、兄弟間であっても争いが起こり得ます。横浜市で相続トラブルに発展しそうな場合は、相続問題に精通している法律事務所に相談しましょう。

兄弟間で起こるトラブルの事例を紹介

手を広げる男性とそれを制止する女性

兄弟でトラブルが起こる原因の1つが遺産相続問題です。ここでは事例をご紹介します。

遺言の内容に偏りがある

トラブルになりやすいのが遺言書の内容、特に遺産の分配に偏りがある場合です。例えば、遺言書に兄ヘの相続分が6割、弟への相続分が4割という内容で書かれていたら、「なぜ兄と自分で差があるのか?」と弟が不満に思い、遺産配分を巡って諍いが起こるでしょう。

また「不動産は兄に、預貯金は弟に相続させる」といったケースでは、不動産の財産価値が2,000万円、預貯金が1,000万円という具合に明らかに差があると、やはり揉める可能性があります。

介護負担に偏りがある

兄弟のどちらか一方が被相続人(親)と同居していて、日々の介護を担当していた場合、介護をしていた側は「毎日親の介護で苦労していたのだから、自分の方が遺産を多くもらって当然だ」と考えることがあります。

兄の主張に弟側が納得すれば何も問題ありません。しかし、場合によっては「同居している方が介護をするのは当然。それで自分の相続分が減るのはおかしい。」と弟側が反論することもあります。

相続に対するスタンスの違い

旧民法では家督相続に関して「遺産はすべて長男(跡取り)が相続すること」と定められていました。現在は法改正によって法定相続分が定められ、長男だけでなく兄弟・配偶者・子などが法定相続人となることが可能です。

しかしながら、いまだに「遺産は全部長男が相続するべきものだ」という考え方を持っている人もいます。このような人が長男である場合、「弟に遺産を渡す必要はない」と主張して、兄弟間での争いに発展する傾向にあります。

家出した兄弟が遺産相続を主張してきた

家族の中に、家出した後に家族と一切音信不通だった弟がいると仮定します。その弟が、親が亡くなった後に急に家にやってきて「俺にも遺産を相続する権利がある」と主張してきたら、兄は不満に思うのではないでしょうか。

その弟以外の兄弟は、親の世話や親孝行などをしてきたのにその弟は何もしてこなかったわけですから、「都合のよい言いぐさは認めない」と主張して、兄弟間でぶつかり合うことがあります。

相続放棄を求められた

兄弟間の話し合いで、長男が他の兄弟に対して相続放棄を要求するケースも見られます。現在の民法では、長男だけでなく兄弟・配偶者・子なども法定相続人となります。遺産を相続するかどうかは本人の自由なので、遺産を相続する意志がない場合は相続を放棄することも可能です。

一方で相続放棄の意志がない場合は、相続放棄を求められてもすぐに納得することはできないでしょう。一度相続放棄を認めてしまうと、後で撤回することは不可能です。そのため、相続放棄を求められた場合は容易に応じずに、しっかりと話し合うことが大切になります。

遺産相続における兄弟間でのトラブルを避けたいときは行政書士へ相談を

サインする男性とそれを指示する男性の手

遺産相続の際に兄弟間で起こるトラブルは遺言内容やこれまでの生活、考え方の違いによって起こります。

今回ご紹介した事例以外にも、「被相続人の書いた遺言書に不備があり、遺言書が有効か無効かで揉めている」「遺産として残った不動産の評価額で意見が割れている」など、様々な相続問題に発展するケースがあるのです。

兄弟間で問題が起きた際に当事者間ではどうしても解決できない場合もあれば、話し合いが長引き収拾がつかなくなることもあります。トラブルを未然に防ぎ、スムーズに遺産相続を進めていきたいときは、行政書士などの法律のスペシャリストへ相談するのがベストです。

横浜市にある行政書士・富樫眞一事務所相続サポートでは、遺産相続に関するご相談を受け付けています。相続に関する疑問の解消、家族間のトラブルを未然に防止したい方は、行政書士・富樫眞一事務所相続サポートへご相談ください。

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